掲載年月[2014/07] 記事数[3]
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夏本番 2014-2
ハリウッド版 ゴジラ2014
「ゴジラ」が東京を襲ったのは1954年。核への警鐘、未知なるものの畏れ。まだ、戦後の成長が信じられない時代の産物だったゴジラが、2014年夏、ハリウッド版で帰ってきた。
日本のゴジラは、人類の味方みたいに変質し、「シェー」なんて馬鹿をやるまでに落ちぶれてしまっていた。ニッポンの怪獣の正当な後継は、新しい「ガメラシリーズ」に引き継がれた、というのが私の持論。もともとニッポンの怪獣は、単なる「娯楽」ではなく、人類を脅かすものに対する主張、すなわち極めて高度な政治性があった、と思っている。ガメラ3「邪神覚醒」(VSイリス/1999年版)こそ、その集大成である、とも。
しかし、ゴジラが人類の味方、なんてことはあるはずがなく、そのへんは、「自然の調和」という、極めて科学的な(?)ストーリー展開をベースにしたゴジラ2014は、相当にすばらしい出来であった。ゴジラは、ようやくガメラの政治性を手に入れた(というか、失ってしまった政治性を取り戻した、と言っていい)。これが、私の求めていたゴジラに違いない。
と、まあ、映画評論家でもない己には、それ以上、言うことはない。
それにしても、すごかったわ。手に汗を握りっぱなし。緊張しすぎて筋肉痛。キックアスの兄ちゃんも頑張っていたし、我等がワタナベケンさんも良かったね。こういう映画は、やはり封切りで、映画館で体験しなければ、ホントウのよさは判らない。3D版は少々、醜かったので、2D版の方がみやすいかも知れない。
もっとも、隣で一緒にみていた家人は、終始、寝ていたみたい。信じられない(^^;;)
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myGolf2014-007
ホールインワン!!!/my Home Course
と、少々、衝撃的 (エキセントリック)な題名を付けてみた。とうとうやったか!!!と、嫉妬まじりのエールを送って下さる方々の声が聞こえそうだ。
しかし、まあ、現実はそう簡単なことでばなく、事実と言えば...
2014年、へんな梅雨が明けた週末。わがホームコース。この日は友人のFさんとYさんという、ご主人が70歳だというご夫婦。お二人とも「歳の割りには飛ばす」こと。特にご主人の飛距離は、若いFさんといい勝負。ゴルフ焼けの風貌は、若々しくて、「オレもこんな風にトシとりてぇ」って思わせる。
南スタートホールで、150ヤード超の第3打を右グリーンのカップにねじ込んだFさん。「上出来」というよりは「波乱の予感」---今日はまともには終わらないぞ---って、そんな感じ。
私はと言えば、右に左によれよれスタート。昨晩の深酒でまだ身体が動かない(^^;;)。波乱のスタートではあった。
で、迎えた南7番ショートホール。打ち下ろし、池越え、右グリーンのカップまで85ヤードほど。レギュラーティーもレディスティーもほぼ同じ。
男性3人が、まあまあ、うまく打った。私のは、ピンの先に落ちてバックスピンがかかってバーディチャンス!!「ドヤ」って顔で、内心、有頂天。
しかし、所詮は私はそれまでの人間。
最後のYさんの奥様のショット。あまり高くはないが、充分池をこえるショットで、グリーンカラーに落ちた。そのままカップへ向かって行って、あらあら思うまもなく「カラン」。周囲に、その瞬間の「いい音」が響き渡った。
ホールインワン、である。
もちろん、拍手・拍手で、お二人の記念撮影。キャディさんも大喜び。近くにいたグリーンキーバーのお兄ちゃんも万歳。奥様ば「初めて」の経験だそうで、かく言う私もFさんも初めての目撃経験。
なんともすばらしい瞬間を経験させて頂いた。
お昼は、お祝いだからとごちそうになってしまって、後日、パーティーをするから出てくれ、とまで言って頂いて、「ゴルフをやっててよかった」とつくづく思った日。
次は自分の番かな。何年か前からホールインワン保險にも入っているし。いつでもいいんだが....
※写真は東7番。ホールインワンの感動、さめやらず。それにしても、熱中症覚悟の暑い一日ではあった。35度超の猛暑日。
※一か月半振りのホーム。最初の一か月は土日毎に雨で、後の半月は他のゴルフ場で浮気。久々に行ったホームのレストラン。入ったとたんに中山さんと目があって、思わず手を振った。席についてしばらくしてやってきた彼女。「お久しぶりです」って。いいなあ、彼女の笑顔...。みんなのマドンナ...ではある...が、オレだけのマドンナだったらどんなにいいだろう、と思ったりもする。「歳を考えな」って天の声が聞こえるんだが(^^)
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夏本番 2014-1
まだ梅雨明けでではないが...颱風一過
7月としては「最大級」で、中心気圧がなんと930ヘクトパスカルという前代未聞の颱風8号が九州に上陸し、そして千葉に再上陸。しかし、東京は雨・風ともになんということがなく、完全に肩すかし。おいおい、おまえ颱風さんだろう、って思わずつぶやいたのが先週末の金曜日。
■その翌日。埼玉県は越生で一か月振りのラウンドとなった。フェーン現象でこの夏一番の猛暑日。相当に暑い。少しビールは抑え目にしたものの、ふらふらになりながらもなんとか完走。まあ、暑いには暑いが、湿度が幾分低くて、助かったみたい。スコアと言えば、3桁叩かなくてよかったね、というところ。短いパットをはずすことはあるが、しっかり思ったところに打てている。グリーンの曲がりを読みきれない、のは、仕方がない、と割り切る。
■6月中旬以降、土日はずっと雨。雨の休日はやることがなくて、朝からビール、なんて生活で、不健康この上なし。早く取り戻さねば健康の日々。
で、実は2月一か月、雪でゴルフをしていないので、今年はこれで2回目の「一か月完全休養」。不健康なのはしょうがないとしても、ホームコースの中山さんに会えないのが淋しい★?(--;)
■さて、先月中旬の人間ドックで「ウン○に血が混じってます」って、神さまから大層な宣告を頂いて、健康保險が使える、ってこと、すなわち「治療」ということで八王子の総合病院で大腸カメラを経験させて頂いた。
カメラの入口の「○門」ってのは出るところであって、入るところではない、というのが、人生初めての経験の最初の実感。検査のお医者さんが「力をぬいて」って声をかけて下さるが、そうそう簡単に力を抜けるわけがなく、何度も立ち往生させちまったみたい。痛いと言えば痛い、なんともへんな感じの検査ではあった。まあ、あまり細かいことを思い出したくない気分。
■颱風一過の翌日。埼玉でラウンドしている日。この日が検査結果の説明を頂く日、ってことであったが、本人はラウンド優先で行けず。お医者さんの説明は家人1号にお任せすることとなった。
■で、結果は「な〜んもなし」。「憩室ってのがありますが心配ないですね」(なんやそれ??)、「もし気になるようなら二年に一回ぐらい大腸検査をやってみれば如何ですか」(何、ソレ??)という、なんともよく判らないが、すこぶる「お優しい」ご説明だったらしい。
■その日は、当然のごとく「残念会」とあいなった。この一か月、神さまのご託宣からお医者さまの結果説明まで、語るに尽くせない心のさざ波の連続だったのに、「な〜んもありません」じゃあ、残念、って言うしかないんだな、とツッパリおやじの顔。酒がうまい。
で、ホンネと言えば、なにもなくてホットしてはいる小心もののオヤジ顔。まだ、この歳で、なんかあったらたまらんだろう...って思うよ。
■とはいえ、実は、その前の週。甥っこの嫁さんのお母さんの葬儀に参列。なんでも肺ガンだったという。なんとも早すぎるお迎え。痛ましい、のひとことに尽きた。救いと言えば、このときまでに送る側の人々が気持ちを整理する時間が持てたこと、かも知れない。「余命三か月」と宣告されたのが去年の暮れのことだったとか。ただ、合掌。
■かくして「憎まれっ子世に憚る」。元気に仕事して、姑息に遊びまわる日々を送ろう。来週は大阪出張。なにを食べてこようか、どのお店に行こうか、いやいやバニーちゃんのお店に顔を出してみようか...と、なんともかしましい我がこころの内、である。
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