前回の風邪談義で快方に向かうかと思われたのでありましたが、世の中、そうそう甘いものではなく、その日の晩から咳はひどくなり黄色い痰まで吐き出す始末。咳で寝ることすらできず、ひたすら喉飴でしのいでおりました。
そこへ、あるお友達から心のこもった愛情メール。「肺炎になっても知らねぇよ」。微熱続きでこころ弱くなっている矢先でもあり、気持ちが揺れます。「肺炎とか気管支炎とかになると長引くからなあ...」「もしかして、違う病気だったら...」「微熱が続くなんて風邪に似たやばいやつかも...」と悪い想像がかけめぐり、私は耐えきれず、とうとうお医者さまに駆け込んだのでございます。風邪でお医者へ、というのは何年振りでございましょう。
近所の総合病院。十数年前、左足首骨折でお世話になったきり、でございましたが、久々に行ってみると、まあ、昔と何も変わっていない風景がありました。結構、今の病院の経営って、大変なのかも...という思いが過ります。と、これは別の話。
「喉は大分腫れているね。扁桃腺は大丈夫のよう。はい、胸出して...」
「肺はヘンナ音ないね。気管支の奥の方まで細菌が...」と、まあ、お医者さまにお見立てを並べて頂いて、風邪薬・咳止め・抗生物質などを頂いて帰ってまいりました。
お薬はしっかり頂く律儀な患者の私。お薬の飲むためにわざわざお昼をとりまして、数時間の後。なんと微熱はコンマ3度も下がりました咳の方は寝起きでひどく、まだまだ残りそうではありますが。
素人の見立てで家庭薬などを飲んでいたのでしたが、細菌の風邪にはほとんど効き目がなかったのでした。この時期、ただの風邪だと思っていたら抗生物質が必要な風邪であったとは。
この風邪を親切にもうつしてくれたお友達には「慰謝料請求」メールを送りました。「肺炎メール」のお友達には、御礼と言っちゃなんですが、と言いつつ、ちょめちょめサイトのアドレスでも教えてあげましょう。持つべきものはお友達でございますな。
まあ、こんな私でも、心配してか喜んでかメールを送ってくれるひとがいるというのはこころ強いものではあります。まだまだ捨てたものではない私。がんばらなくっちゃ。
ところで、まだ心配ごとがひとつ。ずっと、病気の私につきそってくれているみやっぴ(尻尾のある愛娘)にはうつらないのだろうか(^^;;)。
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