風香る5月の朝 冨士が少しづつ白い帽子を脱ぎ始めるころ 桑の都の桑並木も若葉に萌えて... | ||
5月初旬 高尾の森が若葉に覆われるころ 真っ白な冨士に黒い地肌が見え始め 5月の朝はもう初夏の装い みんなが桜にツツジに菖蒲に 目を向けているとき 桑都八王子の桑の並木も ひっそりと若葉をつけているのです |
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駅ビルそごうから真っ直ぐ北へ | 桑の並木 | |
JR八王子駅北口から北に 5分も歩くと甲州街道と交差します 甲州街道を横切ると 両側の並木が桑の木になっています 昔の桑畑は葉を採るため あまり高くしなかったものですが ここは伸び放題 こんなに大きく育っています |
桑の並木があることは 八王子に20年も住んでいて 最近知ったようなわけでして... 北口と甲州街道の間の通りは 桑の木に代えてマロニエに変わり 「桑都」の影が薄くなって 桑の並木も肩身が狭いか |
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駅から5分も歩くとこんな通りに そろそろ夕方 人通りもいくらもなく こうしてみるとホントに 田舎の街だって気になります 八王子は田舎町 典型的な地方都市なのであります |
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八王子の絹織物等 DATA | ||
■八王子は絹織物の街、って言われていまして、明治時代には八王子の絹織物を横浜の港まで運んで輸出していたのだそうです。いまでもそのころの「絹の道」が残っています。八幡町にはまだ織物組合ってのがあって「マルベリィーシティ」というブランドでネクタイ等を販売していますが、あまり有名とは言えないようで。 ■北口から北に伸びる大通り、桑の木ロードというんだそうでして、これも最近知りました。だって、桑の木ロードって言ったってマロニエ並木なんだもの。それに桑の並木がある、なんてことも知らなかったし。所詮、八王子には寝にだけ帰ってくるような住民だしねぇ...。 ■上記の写真は2004年05月 ■リンク 八王子織物工業組合 絹の道 多摩の織物の年表、なんていう頁もありました。 |
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