わが街桑都八王子 ひとり語り vol.025 | |
戌年はわたぃの年よ、とメリィは言った/2006.01 | |
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◆2006年の幕が明けました。◆20世紀末、崩壊の淵に瀕した日本経済はようやく落ち着きを取り戻し、一部では景気の回復がとりざたされているにも関わらず、大多数の国民・地域にとってはまだまだ窒息するにも似た思いを心の隅においたままの年明けでしょうか。 ◆空も陽も月も、富士も高尾もいつものまま。しかし確実に萎み行くわが日本に跋扈するIT長者やら株長者やら、いつも変わらぬ魑魅魍魎たち。私を含めた平均的日本人は、ひたすら恐れおののく蟻んこ以外の何ものでもなし。それが不幸か不幸せか、神のみぞ知る。今年も、いつもの年の幕開けでございます。 |
◆今年の干支は戌(いぬ)年。わたぃの年。わたぃもようやく2歳になるの。人間で言えば二十歳ぐらいかしらね。趣味が食べることと寝ることなのでちょっとおデブ。
でも、自分で言うのもなんだけどピチピチのお嬢さまよ。◆今年の冬は寒いわね。わたぃのご先祖さまはドイツっていう北の国だから、本来、寒いのには強いはずなのだけれど、育ちがいいとやっぱり寒がりになるみたいね。
◆この前なんか、お兄様のお布団で寝ていたら寝相の悪いお兄様に踏みつぶされたのよ。それでお布団を追い出されてね、寒いったらありゃしない。ブルブル震えていたらお父様がおいでになってやさしく抱いて頂いたの。やさしいお父様。
◆暖房のない「犬小屋」なんかではとても暮らせそうないわよね。可愛いレディはやはり専用のお布団にくるまって「ぬくぬく」しないとやってられないわ。。。。。。 ◆とまあ、メリィがそんなことを思ったかどうかは定かではありませんが、メリィも2歳。ますます元気で飛び回っております。これからも、メリィをよろしくお願い申し上げます。 |
◆さて、個人ごとながら、昨年3月、大正8年生まれの父をなくしました。のみすけで不器用な父でした。酒を飲まないときは子煩悩ないい父でした。◆歳を重ねるにつけ自分がだんだん父に似ていくのを「避けられない事実」として受け止めている自分を感じます。そんなわけで、今年の新年のご挨拶は遠慮させて頂いております。ご了承下さい。 | |
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