わが街桑都八王子 ひとり語り vol.014
八王子の寒い冬がやってきます
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クリックすると拡大画像表示 ◆霊峰冨士が真っ白に冠雪し甲州街道のいちょうの葉が落ち霊山高尾が全山紅葉を終えると、八王子にも冬がやってきます。今年の冬は暖冬でほとんど雪が降りませんでしたが来年はどんなもんでしょう。昨夏は冷夏、冬は暖冬、今夏は猛暑でした。この冬は厳しいかも。自然はそんなふうにしてバランスをとっているのでしょう。+−(プラスマイナス)ゼロ、私たちの人生もそんなものかも。終えてみれば可もなく不可もなくイーブン...
◆この時期になると年末ジャンボや有馬記念なんぞもあり、一攫千金の夢をみることができる季節でもあります。夢のない私などでも「年末の大売出しで2等ぐらい当たりたい」とか「年末ジャンボで10万円ぐらいは」と極々ささやかな夢をみます。しかして、当たったためしはない。神も仏もないのであります。もっとも、「当たったら相応に御布施します」などという「お約束」すらしないのでは当たるわけがない。

◆朝まだ明けやらぬ西の空。奥多摩は大前山にまんまるのお月さまが沈んでいきます。今年は「中秋の名月ができんかったねぇ」と声を掛けますと、お月さまには「おう、もう冬がくるぞう」と応えて頂きました。八王子の月はきさくなおじさんです(^^)。
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クリックすると拡大画像表示 ◆うちのメリィも人間さまの歳でいうと中学生。輝く美しい十代になりました。つんとお、す、ま、し。りりしくて思わず抱きしめたくなる親馬鹿な私でございます。

◆そんなこんなで今年も師走。年末がなんとなく息苦しく感じ始めてもうどのぐらいになるのでしょう。バブルが崩壊して十数年になります。昔はジングルベルの音色にわくわくしたものでしたが...。バブルで踊ることもできなかった若い世代が、いま、その後遺症で苦しむおっさん世代になりました(^^;;)
◆息苦しさの象徴的存在と言えば、あの小泉さんの構造改革ももう4年目。まだ支持率が4割もあるそうですが私は多数派(^^;;)。できれば「国民に痛みを強要するだけの政治」にはおさらばしたいものです。もっとも日米経済戦争に破れ敗戦処理にまかり出たのが親米派の小泉さん、と考えれば腹もたちませんが。おそらくこんな時期なんでしょうね、こころの奥のどこかで「天誅」を望むのは。昭和の初期、大恐慌の時代も似たようなこころ持ちの時代だったのかも知れません。ちょっと危ういかも。
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