昨年の3月3日。「ひなの会」という中学時代の同級会の話を書いた。「3月3日はひなまつり。3年3組ひなの会」というわけだ。
http://www.dblpar.com/contents/page2/200803.html#s15
この学年。普通なら3年間で1回だけのクラス替えのはずが、毎年(即ち2回)あった。PTAのうるさい方々が「子どもがえこひいきされている」というので学校にねじ込んだ、からだ、というような噂話も聞いたような気がする。東北の田舎町。そんなこともあったのかも知れない。
実は3年間、担任が同じ。「ごんべさん」というあだ名の如く「ちびでぶの独身」のおっさん先生。しかし、小僧どもにはいい先生であった。怒られもしたが、結構、かばってももらったし。特に、3年のときの国語の担任に大分反抗してたからなあ。
こっちもいいかげんおっさんになっり、すっかりお歳を召された先生にお会いしたときのこと。「君らの学年はとにかく元気で、事件も多かった。しかし、頭のデキもよかったよ。県内トップクラスだったものなあ」と。デキのいい方であったかどうか定かではないが、今にして思えば「たわいない問題」はしょっちゅう、という悪タレが多かったことは事実。
3年の二学期の国語の試験。国語の担任への反抗が嵩じて回答を白紙で出す。結構、校内で問題になったみたい。おふくろが学校に呼び出されて、その国語の教師に「こんな態度ではあなたのお子さんは県立高校には行けないですね」とか脅かされたとかで、ずいぶん怒って帰ってきたことを思い出す。おかげでこっちは無事(^^;)ゞ。
内心、女子に人気のバスケット部とか野球部がうらやましかったのに、どだい、そういう日向の生活には向かないナイーブな私。地味な柔道部で吠えていただけ。「ふん、あんなチャラチャラしていられっかよ。」やせ我慢...
隣のテニス場で、可愛らしい後輩に先輩面して、柔道着のまま「粉をかけまくった」こともあったみたい。試しにやってみたが、どうしてもラケットがボールに当たってくれず、テニス部入部を断念。テニスとは最も縁遠い、なんと言っても柔道部。
まあ、そんな中学時代。もう時効なのでホンネを語れば、毎年のクラス替え。あこがれの○○さんと同級生になれなくて残念、が一回。なれてうれしいが一回、というようなこともあったのだった。まあ、はなたれ小僧の淡いときめき。3年3組。いつになってもきらきらして時のかなたにあるようだ。
そして今。ひなの会のお姉さん方に見られるとやばいことも多いので、この辺で「お後がよろしいようで」m(_ _)m。
追伸
じいさんのの3周忌後、お墓も建てて納骨も済ませた。和尚様、実は中学の同級生の悪たれ仲間。じいさんに引導を渡して頂いた。じいさんも安心して往生したことだろう。
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